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理事長挨拶
Message
生活に寄り添い、地域と歩む
社会福祉法人慈照会は、これまで地域の高齢者とそのご家族に向けて、多様な介護サービスを展開してきました。私たちの願いは、住み慣れた地域で暮らしてきた皆さまが、これからも安心して日々を重ね、ご家族が介護を続けやすい環境を整えることです。その実現のために、私たちは「寄り添う姿勢」と「学び続ける姿勢」を大切にしています。
ご利用者様一人ひとりの表情や仕草に目を向け、小さな変化を見逃さず共有することで、最適な支援へとつなげています。介護は状況や心境に応じて柔軟に変えていく必要があるため、職員全員が日常の観察を大切にし、気づきを支援に活かすよう努めています。また、新人研修やOJT、専門研修や外部研修を組み合わせ、知識と技術を高め続ける仕組みを整えています。学び続ける文化を育てることで、介護の質が向上し、地域全体の安心へと広がっていくのです。
さらに、施設内外で介護講座や相談会を開き、地域の皆さまに介護の知識を広めています。地域団体との交流を通じて次世代の人材育成にも取り組み、地域全体で支え合える関係を築いてきました。介護を日常生活の一部として根づかせ、誰もが安心して暮らせる地域社会を実現したいと考えています。
これから先、高齢化はさらに進み、介護を必要とする方は増えていきます。その中で慈照会は、施設介護と在宅介護の両面から支援を行い、多様なニーズに応えていきます。ICTの活用や多職種連携を推進し、ご利用者様とご家族、地域が共に安心できる仕組みを築いていくことが私たちの使命です。人と人とが支え合う温かい社会の実現に向けて、これからも歩みを進めてまいります。

理事長 田邊 寿
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